国際体操連盟(FIG)はニカラグアにて行われた理事会にて、FIGパルクールでは初となる世界選手権を広島にて開催することを決定しました。
FIGは2018年より様々なアーバンスポーツが集まる祭典FISE World Series 広島大会にてFIGパルクールワールドカップを開催してきました。そして計2回の開催を経て、世界選手権の最初の開催地として選択されました。
FIGパルクールワールドカップは2018年前期より、中国大会からスタートしましたが、実質的に多くのアスリートが集まったのは同年の広島大会からになります。今年、2019年は中国・成都大会、広島大会、そしてフランス・モンペリエ大会が行われ、開催を重ねるごとにヨーロッパを中心とした有力アスリートの参加が増えてきました。
また、2019年9月にはハンガリー・ブタペストにてUrban Gamesが開催され、パルクールもショーケースの一つとしてコンペティションが行われます。
国際体操連盟による競技パルクールの大会開催が始まった当初から続く、「FIGが競技パルクールの大会を開催するべきなのか?」という議論は東京オリンピックを控えた日本での世界選手権の開催を皮切りに新しい局面を迎えることになることが予想されます。